漁師になる!彌重(やしげ)さん

熊野市で同じ地域おこし協力隊として出会い、結婚・出産を経て熊野市に定住されているお二人にお話を聞いてみました。

熊野暮らしのきっかけは?

 量さん

水産大学を卒業したあと海洋資源の調査で世界中の海を回りました

海洋調査が終わったあとは漁師になりたくて熊野市が漁業関係の地域おこし協力隊を募集しているのを知って応募して協力隊になりました

熊野市ってどこにあるのか、どんな町なのかも知らなかったですけどね(笑)

 

 

奥さん

私は田舎が好きだったから和歌山県の田辺市の梅農家でお手伝いをしてました 大学時代にゼミで訪れた熊野市が農業関係の地域おこし協力隊を募集しているのを知って応募して協力隊になりました。 


暮らしてみてどうですか

奥さん

大学の頃の授業やボランティアで熊野には何度も来ていたので住んでみて新しい発見、とか落胆とかはなかったです

協力隊だったころは、立場上「地域のために頑張らないと」っていう気持ちを強く持ちすぎてしまった。

そのころ、量くんと仲良くなって量くんのゆったりした考え方をそばで見てて「地域のためと強く頑張りすぎなくてもいいんや」と気持ちを切り替えることができて、元気になることができました。


これからの生活について

量さん

地域おこし協力隊を卒業してから、船舶を購入して独立し、主に伊勢海老を獲っています。

この辺りの港全体で水揚げが減ってきていて、おまけに売値は低いしこのままじゃ生活も不安に感じます。

妻が地元のおばちゃん達に教えてもらい「乾燥ヒジキ」や「麦味噌」を休校になった校舎で造り、加工品等を開発して漁以外での生活の幅を広げていくことが出来たらと色々と考えています。


彌重さんについて

  • 家族構成  ご夫婦+子供さん
  • 年代    30代
  • お仕事   漁師
  • 出身地   量さん(広島県)  奥さん(京都市)